T-01A

 WM機と言えばWillcomだよねー。と原理主義的な保守層だったわたくしめですがいい加減愛想が尽きたので浮気。というか03である程度満足してたもののこのところもっぱらスケジュール管理以外は書籍読み端末に成り下がってる状態だったので外でWEB見る頻度がほとんど無くなってしまいそれなら単純に画面大きい方がいいよねーと。
 003はなぜか2台持ちという状態で情報量的な意味では3.7インチ画面の003でいいじゃんと思わなくもないわけですが、やっぱり動作が全体的にもっさりというのとminiSDというのがネックになってくるんですよね。というわけで一年以上経過したにも関わらずWM機最速の地位をいまだに防衛してるT-01Aに白羽の矢が。


 なんかこんな端末が東芝docomoから出てるということを考えるとWillcomに対する不満だとかばっかり湧き上がってくるわけですがもう縛り契約期間終了次第即切るつもりなので割愛。


 実際、ちょっと調べただけでも問題だらけでメインに据えるにはきついと思わされるT-01Aですがうちは白ロム状態でWEBは自宅での無線LAN以外使うつもりなのでそのへんの問題はあんまり関係無いかなというのが乗り換えに踏み切った要因だったりしますが意外なところで問題発生。手持ちのmicroSDHC 8GBがどうやっても認識しない。*1
 マニュアルにもそのへんろくに記述が無いし全てのmicroSDHCを認識するわけではありませんという責任回避の文章のみでどういうこと?とひたすら抜き差しを繰り返しても駄目。フォーマットやり直しても駄目。WM側からの設定*2を色々変更してみても駄目。
 別のmicroSDHC買って試してそれでも駄目ならスロット不良で問い合わせてみるかと諦めモードに入りつつ気分を換えてWMの環境構築作業開始。


 といっても基本マンガミーヤくらいしか使う予定も無いんで環境構築も糞もなかったりしますがデータ用のmicroSDHCが使えなったらろくに本も持ち歩けないということに気がつき更にへこむ。気を取り直して無線LANの設定後Apilo入れて適当にソフトでも見繕って入れてくかとGSFinder、S2U2入れたあたりでライブラリにmicroSDHCのドライバが置いてあるのに気がつく。・・・まさかねと思いドライバインストールして再起動して手持ちのmicroSDHC 8GB挿してみるとあっさり認識。マニュアルに使えるって書いてあるのに手動でドライバ入れてやらないといけないとか斜め上すぎて思いつきもしませんでしたよ、ええ。
 中古の白ロムだから中身クリアした時に消えたとかなのかもしれないので他のT-01Aだと同様のことが発生するのかどうかは知りませんが問題児T-01Aの暴れ馬っぷりの一旦を垣間見たような気がします。精神的にどっと疲れた。



 閑話休題


 実際に触ってみるともっさりにWillcom機に慣れすぎた身体だとびっくりするくらい動作さくさくで非常に快適。ハードキーが無いのが非常に難物でもうちょっとどうにかならなかったのかとおもわなくもないですが、そのへんは03のキーは何気によく考えられてたんだなーと思わされた。そういう意味ではやっぱりキーボード付のT-01Bの方が無難な選択ではあるのかもしれない。この薄さを失うという点を考えるとやっぱり選択に迷うけど。画面下に方向キー付けてくれるだけで凄い操作性向上したんですけどね。もったいない。


 よくわからない点は電源OFFの状態だと充電できない??サスペンド状態とかPCと同期中だと充電できるのに電源OFFだといつまでたっても充電されてないような。充電用の端子は無いしmicroSDHCのスロットはなんでそんなところにというくらい奥に無理やり隠されてるしで色々と犠牲にしてこの薄さを実現してるんだなというのとほんと東芝はWM機の経験不足なんだなと言われているのを改めて実感w


 なんか基本性能は非常に満足なんだけど使い勝手が異常に悪いというT51ことS:flo2とイメージがだぶるのはなんでだろうw
 ま、使いにくいなら嬲り倒して使いやすくしてしまえというのがWM機のいいとこなわけでそういう意味ではまだマシですけどね。バッテリー、充電問題だけはどーしようもないですがとりあえずの用途のブックリーダーとしては現時点のベストの選択だと思えるので概ね満足する結果です。このさくさくっぷりかつ薄さ画面サイズで二画面見開きWM機とかなら10万でも買うねと思うくらい*3

*1:Willcom03で使用中で当然PCからも普通に認識。FAT32でフォーマット

*2:といっても関連するような設定は特に無いわけですが

*3:そんなもん作れるのかどうかは別として