魔術師ベルガラス(2) 魔術師の娘

 何気に本屋さんで見かけてあ、ベルガリアードの噂の新装絵かー。・・・魔術師の娘なんてサブタイトルのあったっけ?とよく見ると魔術師ベルガラス(2)とか書いてあるし、違うやん。新シリーズでした。全然気付いてなかった。
 購入時期外してしまったマイナー本の宿命というべきか、目ぼしい本屋一通り巡ってみたものの当然のように(1)銀狼の花嫁の方は見当たらず、飛ばして読むのも癪なので通販でまとめて買うかと(2)の方も今回は見送り。

 で、通販で注文するかーと思ってチェックしてみたら購入時期外して(中略)か、4〜6週間待ち。(3)の発売のタイミングにならんと在庫無いってことですかね。まぁ、今後も続刊発売予定だからまだマシなほうではありますが。エディングスのだとエレニア記なんてまともに手に入らないし、他の作者の某シリーズの女王の矢なんてもっとふざけた値段付いてるし、いつになったら読めるのやら・・・。;

 出版社の在庫が資産扱いで税金がかかるのが諸悪の根源なわけで、出版制度改善して欲しいですやねぇ。もしくは出版社が在庫持たなくていいデジタルデータでのWEBからDL販売にもっと注力するとか。といっても洋書の翻訳物とかは版権の絡みとかややこしくなるのは間違いないし、デジタル書籍と実本とどっちがいいかと言われればそら実本なわけで、おしいい初版に近い時期すぎた物をわざわざ経費のかかる上に売れるかどうかもわからない本のデジタル化なんて期待薄でしょうかね。;

 でも実本が絶版→デジタル書籍へという一つの流れが出来上がれば出版業界とくに漫画と小説に関してはおもしろいことになりそうだし、何より建前だけだとしても事ある毎に文化事業なんてお題目掲げてる以上、その辺はちょっと考慮して欲しいですね。切に。