Unia / Sonata Arctica
- アーティスト: Sonata Arctica
- 出版社/メーカー: Nuclear Blast
- 発売日: 2012/09/10
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
そんなことはどうでも良くて久しぶりのCD新譜買いですよ。ここんとこ設備投資に資金が投入されっぱなしだったもので買ってももっぱら中古CDばっかりだったんですが。唐突に衝動買い。ちなみにあんまり関係ないですがここ半年ばかりの外用ヘビーローテーション遍歴はSonata Arctica→Stone Sour→Slipknot→children of bodom→Fergie→Avril Lavigne→Stryper→EVANESCENCE→Avenged Sevenfold→DARK MOOR。ええもう自分でも今後の方向とか傾向とかさっぱり予測が付きませんよ。キラキラ疾走系とか爆音系の尖った音と太いの女性ボーカル好きなのは自覚あるんですけどね。自宅だと更に混沌としてますが。
で、Uniaなんですけど、んー、んーんー？一聴してまぁSonataだねという感じ。流して聴くには悪く無いかと。ただメロディはたしかにSonataなんだけど聴かせられる曲ばっかりで能動的にノれるところが無い*2せいか個人的にいきなりこれはいい！とかこれだ！って曲が無いんですよね。The hervestとか疾走系？と思ったら曲全体を聴くとそうとも言い切れないし。初聴のインプレとしては微妙としかいいようがない。
Sonataの否疾走曲なんかも好きですけど今までのアルバム全体の構成として疾走曲と否疾走曲が並行してたおかげでメリハリがあり、それで引き立ってた部分が大きいと思うわけですよ。今回のUniaは全体的に曲内での起伏が激しくてかつ疾走感が無い比較的速めの曲は起伏が少なめという共通点があるので全部の印象がぼやけてしまってますね。そのせいででメリハリが無くなって結果全体的に微妙な印象になってる。わかりやすく言えば良くも悪くも聴きながら気持ちよく眠れそう。個人的好みとしてはやっぱりメタルのアルバムにはせめて一曲くらい聴いただけで眠気吹っ飛ぶような血が騒ぐ曲*3が欲しいですけどね。
1曲ずつそれぞれ聴いてみるとそんなに悪く無いどころか結構いいと思うんでアルバムの構成で失敗*4してるのでは無いかというのが個人的見解。今回はメロスピ改めプログレッシブ・メタル？ゴスっぽい雰囲気もあるんだけど･･･相変わらずHM/HRのジャンル分けは難解すぎてよくわかりませんよ。ぶっちゃけた話、最近ゴスはともかくプログレ聴くと退屈だなーと思う*5人になっちゃってるのでそうやってこんな感じで記述しつつ分析してみると今作にあんまり馴染めない事に自分でも納得。聴いてるうちに馴染みそうではあるんですがじっくり聴く暇があんまり無いんですよね。朝向きのアッパー系なアルバムじゃないし。
正直、今作は買って後悔してるわけじゃないんだけどアルバムとして評価するなら傾向が違いすぎて過去のSonataファンにもファン以外にもお勧めし辛いですｗ
どうでもいいと思いますが参考までにSonataのアルバム個人的好み順位、Ecliptica＞Silence＞Winterheart's Guild＞Reckoning Night＞Unia。…アルバム毎に毎回好みからだんだんと外れてますねorz
蛇足ですが特典無しボーナストラック無しの輸入版の方を敢えて買ったのは邦題の「ウニア〜夢記(ゆめのしるし)」に耐えられなかったから。
