ワイヤレスヘッドホンMHP-AV1

 玄蔵導入して寝かせてたBaracudaATA初代を復活させて放りこんだもんだからただでさえうるさかったPC稼働音が更にはげしい事になり、音量あげてその場しのぐにも限界はあるし、はた迷惑すぎだしへッドホンならいけるかな?なんて考えつついろいろと購入対象検討し金無いしなーなどとうだうだ悩んでたけど先日の予定外の散財でぶち切れていっちゃえーって感じでMHP-AV1購入。嗚呼だめ街道まっしぐら。




 ワイヤレスへッドホン(デジタル)。なんか予想以上に便利。配線の取り廻し考えずに使えるのもだけど、装着したまま自由に動き回れるのはかなりいいですね。トイレとかもそのまま行けちゃう。


 音。dtsとか一通り5.1chモノの規格対応しててこれも予想以上にいい感じ。さすがにスピーカーきっちり並べたのにはかなわないけど思ってたよりちゃんと5.1chになってる。電話のベル音とか爆音とか。手軽にこの手の音を楽しめるのは凄いメリットだと思う。スピーカーと違って音量気にしなくていいってのは当然として。ちなみに良くも悪くもONKYOっぽい音なので気にいらない人は気にいらないかも。うちはPCのスピーカーの方もONKYOで気にいってるから予定通り満足だけど。
 想定外だったのは音の差がはっきり出ちゃうもんで今まであんま気にしてなかった低ビットレートでエンコしたMP3の音が凄く薄っペらく聞こえるようになったこと。そらまぁDVDとかの5.1chの音とか馴染んじゃうとだめだめに聞こえるのは当然な話ではあるけど、なんか贅沢になっちゃったなぁ。手持ちのエンコしなおすか・・・。このままだと音楽DVDソフト買いあさりそうで怖い。それほど興味無いのにオーケストラのとか。そんなの。こっち安いAVソフト屋無いから通う店無いし特定のタイトル以外衝動買いとかほとんど無いですが。
 密閉型ということで遮音性はどーだろ?とか思ってたら意外に外の音も入るので他の音がかき消される程の大音量で鳴りっぱなしなんて感じで使わなければ他で音が鳴ってても気づかないなんてことは無いかも。PCがうるさいって理由で導入した点から言うとちょっと微妙な点ではある。それなりに気にならなくなったからいーんだけどさすがに完全防音にはほど遠かった。


 操作性とか作り。入力系統がやたら多いから色々なAV機器から取り込んで併用できるのか。一応切り替えはついてるけど本体側だし、その点ちょっと面倒かも。うちはどうせPCからのデジタル(S/PDIF)接続*1しか使わないし、PCからの制御でアナログもS/PDIFにのっけて出力できるからわりとうはうは。今まで通り普通のヘッドホンとかイヤホンもスピーカーの方で使えるし。ただMHP-AV1からの出力はちょっと不満残るかも。ワイヤレスだからアナログ系の出力端子全く付いてなくて、S/PDIFのOUTが1個あるだけ。*2音量制御はボタン式でなんか評判悪いけどうちどうせPCのソフト側での音量制御になるからあんまり気になる部分じゃないです。サラウンドのON/OFFの切り替えはヘッドホン側でやらせてほしかった。おかげでPCの警告音まで無駄にサラウンド。


 総合評価としてはちょっと気になる点がいくつかあるから大満足とは言えないけど、おおむね満足。30k超とかの値段だったらどーだろ?ってとこだけど、色々経費込みこみ23.3kで買ってるので少なくとも値段分には*3堪能してます。


 惨敗とか言われちゃってるあたりちょっと不安なんだけど色々インターフェイス改善されたマイナーチェンジ版とか新型出たらちょっと泣くかも。他社製品には全く興味無いので他で出る分には一向に構わないけど。

*1:PCのアナログ出力は今まで通り普通にスピーカーへ。

*2:いまのとこ前述のとおりアナログ別で出す必要は無いから今まで通り普通のヘッドホンとかイヤホンはスピーカーの方で使えるから今のとこべつに困ってはいないけど、アンプとかも用意するべきなのかなぁ。

*3:参考までに地元の某電器だと29.8kでした。