更にその後のATH-CK9

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 ATH-CK9のイヤーピースが簡単にずれて欲しい音が聴こえるスポットからちょこちょこ外れるのに郷を煮やし自作してみた。

 ホームセンターで売ってるスポンジタイプの耳栓の真ん中くり抜いて同じくホームセンターで売ってるシリコンチューブ通しただけの簡単な代物ですけどね。ATH-CK9の取付け部分の径が5mmでチューブの内径が4mm外径が6mm*1。当初の予定では耳栓の仕様通り穴にねじ込んで使うつもりだったけど無理。チューブ径6mm+スポンジ径?mmなんて耳の穴入りません。


 初手からいきなりつまづくw


 てことで軌道修正して耳穴のフタになるような感じにしてみたら結構いい感じ。遮音性は元から付属してるイヤーピースでぴっちりくっついた時程度には静かな状態。自分の足音や血圧上がった時にドクドクいう自分の脈の音が聴こえる。音漏れは付属に比ベわずかにしてるようなしてないような*2少なくとも実用面で問題無い程度には抑えられてるっぽいので深く考えない方向で。


 音に関してはさすがに良好。イヤーピース変えたら音の傾向変わったなんて体験談がちらほらありますが今回は単に装着性を上げる為の目的だった事もあって大した変化は無し。気持ち低音の聴こえが良くなったような気もするけどたぶんぷらしぼ。もしかすると付属イヤーピースの出口側の穴小さくなってるのが広くなてた分だけ音の傾向変わってるのかもしれないけど。歩行中とか頭動かした時に微妙にズレてたのが耳にガッチリはまって動かなくなった事の方が大きいかも。
 まー、なんだかんだ言って低音それなりに出てるとはいえやっぱり高音ボーカル、聖歌隊のコーラスみたいなのが特にハマりますな。すんませんやっぱ低音部分はギターやボーカルに喰われてかなり控えめになってるから特性はフラットというより中高音であってますね。これはこれで楽しいんですが。


 装着性は計画通り大幅に向上。スポンジ耳栓切らずにそのまま縦に潰し気味でフタするのだけに使ってるので装着すると膨らんできて圧迫。自分で外すつもりで外すか、ケーブルかなり引っ張られないと耳から外れないというか動かないのでほぼ完璧。シリコンチューブのおかげで自由に曲がるようになりフィットしやすくなったってあたりが何気にナイスかも。スポンジ耳栓短く切って使うつもりだったけどしばらく使ってたら馴染んできてしまったのでこのまま。ただしチューブの端が直接耳に当たると痛いのでこのへんはまだ要調整。耳栓より短くしていいのかな?


 装着感はそれに伴ってちょっとキツめになってしまったけどゴム*3と違ってなんとなく蒸れなくなったような?分だけ快適。耐久性はまだデータ取れるほど期間がたってないのでなんともいえないとこなのが…。試作品で無駄になった分差っ引いてもまだ材料余ってるから余裕ですが。円錐形の耳栓も買ってあるので耳にねじこむタイプもそのうち作ってみたいなー。


 参考データ
 耳栓(3セット入り NRR29) @\450
 シリコンチューブ(1m当たり\390の計り売りを20cm) @\78
 皮ポンチ(4mm径) @\252


 参考にさせてもらったページ様(↓)。多謝です。


 インナーイヤーヘッドホン改造
 http://f58.aaa.livedoor.jp/~innear/

*1:単純に使えそうなのがこれしか売ってなかったので他意は無し

*2:指で穴塞いで30cmも離すと聴こえない程度

*3:樹脂?