C&C XO(黒)

XO with ZERO3 ポータブルヘッドホンアンプC&C XO(黒)某所経由でやっと到着。初めてこっち方面手出したので他のPHPAと比較とか全然出来ないのとうちの今の環境だとあんまり活かせないのが残念だけど、$199.5+$12の値段分の価値はありますね。ちょっと手違いがあって結果的にうちの場合、本体価格+送料$12でクリスタルケーブルが付属という不思議な状態になってますがw
 オーダー出してからのメールの反応早いし、香港からの発送で時間かかるかなーとか覚悟してたらEMSで空輸二日+国内一日で着いてるし下手すると国内で通販するより早いんじゃないですかね。これ(汗。


 そんな感じで海外アンプに初めて手出すのには悪くなかったなというとこです。某あの人には「初回出荷分で不安要素いっぱいなのにいきなり$200出すかw*1」とか言われましたが賭けには勝ったようで後悔する要素一切無し。この種のアイテムとしては見た目がどっちかと言うとイロモノなので成型とかもっと適当なの想像してたら見た目綺麗*2。肉厚アルミPCケースの鏡面加工してあるような感じで。持ち歩き時の傷を心配してたけど革カバーとか革ケースとかもついてて無駄に素敵です。革カバーかけて使うから色あんま気にしなくて良かったというのがなんとなくショックw
 個人的には表面加工だけしたシルバーとか欲しかったとこですけど、無いものはしょうがないしね。


XO with camel サイズももうちょっと大きいの想像してたんですが、ほんとに手のひらサイズでびっくりタバコの箱より一回り大きいくらいですかね。嬉しい誤算。HPの方にサイズ書いてあるからわかりそうなもんではあるんですが数字見てもサイズの想像できない頭の弱い人なので。これでLINE OUT付の薄型ZERO3とか出てくればワイシャツの胸ポケットで完結しそうなんだけど無理臭いしなぁ。やっぱそろそろ外用でDAP買わないとだめか;

 で、具体的な音の話になるんですが、XO通さずに使った時に比べると*3音がとがってる部分が柔らかくなるような感じ。所謂Warmっていうほどにわかりやすい極端な変化があるわけじゃないと思うんですけど個人的に一番近い覚えのある表現だとMP3の圧縮音源で高域の方をカットされてるのと無圧縮のWAVE音源の違いというとこですかね。もちろんXOの方が情報量が多くて豊かになってるって意味で。これってやっぱりWarmなるのかなぁ・・・。
 音の味付けは素だとほとんど無いですね。平均的に増幅してあるというか。SWで切り替えることで音の味付け*4が出来るからそれで良かったというかそれだからこそSW付けたということなのか。うちの手持ちは今のところどっちも癖のある代物なのでそういう意味でもこれ選んだのは正解でした。


 Bass CompentaitonをONその他をOFFにするとCK9で不足しがちだった低音が微妙に補完され、Sound stage compensaitonをONその他をOFFにすると5EBで低音過剰で塗り潰されてた高中音が浮き上がってきてEQいじった時よりはるかに自然な音でそれそれの持ち味を活かしたまま汎用性が増すというなんかある意味矛盾するようなことになってちょっと混乱してます。それぞれXO無しの状態だといつも付け替えた直後CK9の高音と5EBの癖のある低音にそれぞれ違和感を感じるんですがそれ無しですんなり馴染める。そういう意味ではやっぱ柔らかくなってると思います。
 とりあえず音楽聴くのが更に楽しくなりました。少なくとも全てOFFで使うよりも遥かに楽しい音で聞こえる。これだけはガチ。CK9はまぁある程度予測の範囲内の変化なんですが、5EBがまさかここまで使いやすくなるとは完全に誤算でした。


 以上、PC→XO→イヤホンでファーストインプレ。
 次があるかどうかは未定。


Headb.com: Audiophile Products, Accessories & more
http://www.headb.com/index.html

*1:意訳

*2:もっと汚いかと思ってた(←すごい失礼

*3:SWを全てOFFの状態で

*4:ただし薄味